第98回薬剤師国家試験の大学別合格率~私大編
こちらでは私立大学を対象に薬剤師国家試験合格率のベスト5&ワースト5を紹介しています!薬学部受験を考えているなら、国家試験の合格率を参考に受験校選びをしてみてはいかがでしょう?
こちらでは第98回薬剤師国家試試験の大学別合格率ベスト5&ワースト5を紹介しています。まだ受験校を決めていないのであれば、こういったデータをもとに大学選びをしてみてはいかがでしょうか?
合格率ベスト5~私立大学編
- 第1位:名城大(97.1%)
- 第2位:近畿大(95.04%)
- 第3位:昭和薬科大(94.07%)
- 第4位:東京薬科大(93.65%)
- 第5位:京都薬科大(93.39%)
他に岩手医科大、いわき明星大などが90%超の成績を残しています。
一見してすぐに分かるのは薬剤師国家試験の合格率が、大学の偏差値やブランドイメージと必ずしも比例しないということです。
東京理科大学、北里大学、慶応義塾大学薬学部といった最難関大はベスト5に名を連ねていません。
逆に偏差値50台後半あたりの薬科大学が上位に食い込んでいるのが印象的。薬剤師国家試験に合格することが目的なのであれば、薬学だけに特化した単科大学のほうが有利かもしれません。
合格率ワースト5~私立大学編
- 最下位:第一薬科大(29.25%)
- ワースト2:日本薬科大(51.05%)
- ワースト3:奥羽大(51.61%)
- ワースト4:帝京平成大(60.54%)
- ワースト5:松山大(62.7%)
合格率ワーストの順位を見ると、結果が振るわない大学については偏差値との因果関係が認められそう…。苦戦しているのはいずれも偏差値30台~40台の大学です。
ただ、もともと賢い学生が薬剤師国家試験に合格するのはある意味で当たり前の話。偏差値40台でありながら、こうしたワーストランキングに顔を出さない大学であれば、入学する意味は充分にあるでしょう。
入学後に人一倍の努力をする必要がありますが、今の偏差値が低いからといって薬剤師の夢を諦める必要はないと思います。狙い目は、偏差値が低くても薬剤師国家試験合格率が70%以上の薬科大学です。大学側の指導力には問題がないということですから、充分な努力をすれば可能性はあるはず!