薬剤師合格率が高い!昭和大学の評判は? 実習の質の高さにびっくり!昭和大学の評判をさぐる

昭和大学薬学部の評判

医療系の学部を4学部設置している昭和大学。3つのキャンパスを都内と横浜に構える一方、1年次は全学部山梨県富士吉田キャンパスで全寮生を設けるなど、独自の教育方針を築き上げています。ハードなイメージがある昭和大学ですが、評判や口コミはいかがでしょうか?

昭和大学校舎内
昭和大学校舎外観

口コミ

他学部の教授の講義もおもしろい!

私は薬学部ですが、先日、医学部の教授が講義を行ってくださいました。志望校を考えていた時点では、専門分野をとことんつきつめていたいと考え、薬科専門の大学を挙げていましたが、今となっては医療系総合大学に決めて良かったと思っています!他学部の教授が普通に教壇に立つなんて、昭和大学しかないんじゃないでしょうか? とっても勉強になりますよ。

編集部のコメント

昭和大学には、医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部の医療系4学部が設置されています。教授が他の学部の教壇に立つことも珍しくはないようで、学部の域を超えた講義や実験などが行われています。学内の転部は特定学部間で1年次終了後に認められ、学ぶべき進路を変える学生も他校よりも多いのではないでしょうか。視野が広がり、新たな道が見つかるだけでなく、医療面での様々な知識、実力が身に付きそうです。

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薬剤師合格率が高い!

昭和大学に入学を決めた一番の理由は、薬剤師の資格取得率が毎年高いことです。正直、薬科大としての有名どころよりも、取得率は高いんじゃないかな?私は絶対に薬剤師になりたいので、取得率はとても気にします。その点、昭和大学の合格率には安心し、ここに決めました。

編集部のコメント

昭和大学の、直近の薬剤師国家試験合格率は79.02%と全国平均よりやや高め(平均70.91%)ですが、過去には84.7%(全国平均74.4%)を誇った時もあります。その年は6年制の薬学生に対する国家試験が始まった年でもあり、6年制の新カリキュラムに対応した教育をどこよりも先駆けて行ってきた昭和大学薬学部にとっては、今後も有利な条件がそろっていると思います。これからは合格率が全国トップクラスになることが予想されるのでは?

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実習の質の高さにびっくり!

昭和大学の実習は本当に高レベルだと思います。受け入れ先の先生も慣れた様子で、私たちを快く迎え入れてくれてうれしかったです。現場では教室では受け身で分からなかった、様々なシーンに直面した時に自分で臨機応変に考える力や行動力が身につきます。

編集部のコメント

昭和大学は、昭和大学病院、昭和大学病院付属東病院、昭和大学藤が丘病院、昭和大学付属豊洲病院などなど、8つの付属病院を抱えています。そのため、薬剤師育成に関して、充実した実習を行うことができると評判です。5年次からは学校付属の病院と薬局で、それぞれ11週間の実習も設けられています。他の学部の学生と一緒に医療現場を体験することができる「チーム医療実習」など、総合大学ならではの、質の高い実習を行うことができます。

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初年度納付金が高い!

薬学部を比較し、最終的に昭和大学も考えたんですが、初年度納付金を見てびっくりしました…。あまりに高くて、親にもそこまでは迷惑をかけられない、と思い、昭和大学は諦めました。

編集部のコメント

昭和大学の初年度納付金は、2,796,000円。今回ご紹介した20の大学の中では、一番高い額です。しかしそれには理由があり、1年次の富士吉田市での全寮生活の生活費である727,000円が含まれるからです。それを除けば、妥当よりやや低めの納付金になりますので、上京してきた後の生活費として考えれば、それほど高くはないのではないでしょうか。授業料は1,000,000円と、20校の中では一番低い金額ですので、全体的に見れば良心的な金額だと思います。

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1年次の全寮生活がすごく辛い…

元々人見知りで、他人との共同生活には自信がなく、リラックスできる家族の元から学校に通いたいと思っていたし、寮など全く考えていなかった私ですが、昭和大学では1年生の時は全員寮生活を送らなければなりません。それに、寮がある富士吉田市は寂しいところで、考えるだけで気が滅入りそうなんです。寮生活が楽しくて仕方のない人もいるみたいなんですが、私はちょっと…。正直、乗り切れるかが不安で、今からホームシックにかかりそうです。

編集部のコメント

昭和大学の特徴として一番にあげられるのは、1年次は全寮制、ということでしょう。これは、医療関係者に必要な人間性や協調性を養うことが目的で、その成果は確実に現れていると評判です。人間関係のしがらみは、いまや現代人ならば必ず通らなければならない道といえるかもしれません。全寮制により、脱落してしまう学生もいるという口コミも目にする一方、「最高の思い出になった」という口コミも目立ちます。他人との生活は、誰しもはじめは緊張するもの。色々な不安や衝突もあるかもしれませんが、乗り越えればきっと同じ薬学を志す仲間同士、絆は強まっているはず。これも人生経験として、ぶつかってみましょう。