薬剤師の資格があればMRでの就職も有利!
MRという製薬会社の営業担当者になりたい場合、薬剤師資格を持っていれば圧倒的有利に就職できるという事実を紹介しています!薬剤師になるかどうか分からない場合でも、薬学部に進学すれば様々な選択肢の中から職業を選ぶことができるのです♪
MR(医薬情報担当者)という仕事を知っていますか?薬剤師の資格があればMRとして製薬会社に就職することも可能です♪
薬剤師資格を持っていればMRという道も!
薬学部を卒業して薬剤師資格を得れば、もちろん薬剤師として働くことができます。しかし、薬剤師資格が持っている可能性はそれだけではありません。例えば、製薬会社に勤務してMR(医薬情報担当者)として働くという選択肢もあるのです。
これは医療機関などを訪問して医薬品の安全性、有効性などを説明し、必要な情報を提供する仕事。…もっと簡単に言えば、病院などに自社の医薬品を売り込む営業担当者のことです。
別にMRになるために必ずしも薬剤師の免許が必要というわけではありませんが、医薬品の情報を適正に伝えるためには薬剤師資格を持っている人材は非常に有用。薬剤師の資格を取得することは幅広い業種に就くための大きなチャンスを得ることでもあるんです。
現在、薬剤師のMRが増加中!?
2012年の調査によるとMRの総人数は前年から29名減少しており、6万3,846名となっています。そのうち12.7%が薬剤師の資格を持っており、薬剤師資格を保有するMRはどんどん増加しているのです。
総数が減っていながら、薬剤師資格を持つMRの比率が増えているというデータは“薬剤師の資格を持っているMRを優先的に雇用している”という事実を如実に表しています。やはり、医薬品の情報を提供するためには、薬学の知識が不可欠なのでしょう。
まだ薬剤師になるかおづか決めかねている受験生もいるかもしれませんが、何も薬学部を出たからといって必ず薬剤師になると決まっているわけではないのです。
MRを含め、さまざまな業種に進める薬剤師資格は、持っておいて損のない有益な資格といえます。
ちなみに現在、上級MR認定制度というものを新設することが議論されており、アンケートによれば賛成34.8%、中立25.7%、反対39.4%という状況でした。現状では反対が多いですが、もし新設されることになれば、薬剤師資格を持った人材が有利なのは言うまでもありません。会社に属して働きたい方にとっても薬剤師資格は非常に有効といえますね。