薬剤師になるなら私立薬学部が有利!
同じ偏差値の国公立大学と私立大学を比較すると、私立大学のほうが薬剤師国家試験の合格率が高いことが多いという事実について紹介しています。薬剤師を目指すなら、私立薬学部に進学するのがもっとも確実な進路と考えて良いでしょう。
薬剤師国家試験に合格したいなら国公立より私立薬学部が圧倒的に有利!
私立薬学部は国公立より国家試験に強い!?
一般に「研究職を目指すなら国公立大学だけれど、薬剤師国家試験を目指すのであれば私立薬学部のほうが良い」と言われているのですが、聞いたことがあるでしょうか?
もちろん年度によって多少の誤差はありますが、多くの場合、同じ偏差値帯の国立大学と私立大学を比較すると、私立大学のほうが国家試験合格率が高い場合が多いことから、このように言われるようになりました。
実際、私立大学は国家試験対策の授業が行われるのに対し、国公立は国家試験対策を本人の努力に委ねています。そのため国公立の学生は、きちんと自分で試験勉強をしないと合格できないんですね…。
東大の国家試験成績はボロボロってホント!?
2012年度の第98回薬剤師国家試験で、東京大学の合格率は57.14%でした。その前年、第97回試験ではなんと35.0%を記録し、全国の全ての薬学部の中で最下位…。
実は東大は日本でもっとも薬剤師国家試験の成績は悪い大学の1つです。これは1つにはほとんどが大学院進学からの研究職志望であり、国家試験については一部の学生が冷やかし半分で受けているだけ…という現状があるからですが、それにしても惨憺たる成績というしかありません。
それに引きかえ、私立薬学部は日本大学や昭和大学といった中堅大レベルでさえ85%台の合格率を叩き出しています。
以上のデータからも分かるように、薬剤師国家試験をクリアして薬剤師として働きたいのであれば、私立薬学部を選ぶほうがベターと考えて間違いないでしょう。